限界社畜の貴重な休日(盛大のろけ編)

まだまだ絶賛社畜生活中なので、今日も今日とてなんの驚きもなく当たり前のように朝帰りし、ただ睡眠時間に充てるだけの休みを過ごした。平日休みの恩恵を少しでも受けるため意地でもヒルナンデスは見たけど、それ以外は何もしてない。ずっと横になりながら天井を見て、そういやデカビタの2リットルって見たことないよな、、などと考え事をしていた。

社畜生活をしてみて、気づいたことが沢山ある。この前書いたエナジードリンク×おばさんのコンボを見てしまったときの胸のザワザワ感とか、大雪の日にコンビニから帰ってきた同僚の頭に無数の白い塊がついていて、冷静に考えて雪に決まってるのに、「え、こいつ、忙しすぎてずっと風呂入ってないから結晶みたいなデカいフケめっちゃついてるやんけ、、」と真っ先に疑ってしまったこととか、職場の自販がモンスターだけ毎日売り切れてることとか、色々貴重な体験をすることができた。

その中でも、多分これ一生知らなかっただろうな、と思うことが、今はもう我々のスローガンと化した「0時なら2時」という名言である。みんな家に早く帰りたいし1秒でも早く寝たいのは当たり前だ。ただ、私達は気づいてしまった。0時終わりだと家に帰ってちょっと寝れるけど、蓄積疲労がエグすぎるため、一度寝てしまったら最後、遅刻確定演出という恐怖から本気寝することが出来ず、病みきった平井堅みたいな感じで椅子に座りながらウトウトするしか道は無いのだ。逆に、2時終わりならもう人間は寝ることを諦めるので、家でゆっくり風呂に入り洗濯をして(近所迷惑)人間の形のまま次の日出勤することが出来る、というバグに気付いてしまった。ただし、一睡も出来てないのでどのみち翌日は死んでいる。そこから、我々は0時をすぎてこれ今日帰れないやつだな、、と悟ると、「大丈夫、0時より2時だから」と端的な言葉でそれぞれを励ますようになった。この一言で救われる。そうだ、0時より2時だ。昔の職場で繁忙期だった時、連日22時終わりで「社畜だ!労基に訴える😡」とか騒いでいた自分に言いたい。0時より2時だけど、2時より絶対22時だよと。これは間違いないよと。私達はもうなんか多分、大事な神経が7本くらい死んでいる。

今は看護師さんと一緒に働いてるんだが、私があまりにも限界疲労すぎて真っ直ぐ歩けていなかったらしく、廊下に導線用のテープを貼ったら?と真剣な顔で提案してくれた。多分この問題は、廊下にテープを貼らずとも家に早く帰らせてくれれば解決すると思うけど、言えなかった。あと顎に打撲痕みたいな色のニキビが出来たので見せたら、「あ〜これは多分ストレスが原因だね」と診断してくれた。プロの看護師さんにタダで診察してもらえてありがたいが、それだけは素人でもわかる、と思った。けどこれも言えなかった。

ただ、嫌なことばかりではなくて、良いこともあった。まず、職場の人と朝8時から朝3時まで一緒にいるから(おかしい)、まだ1週間だけどもう2年以上一緒に働いたよな?と思うくらい気兼ねない関係になることができた。あと、基本的に大体おじさんしかいないので若い子キャラという貴重な扱いを5年ぶりくらいに受けることができている。これは本当に精神の安定に直結していて、多分今の私なら職場で「星型のピノが出るまでわたし働きませんから🥺」って言って永遠に机でピノ食ってても許されると思う。朝の3時まで帰れてないけども。

あと、ここからスーパー確変タイム(盛大なのろけ)に入るけど、まじで追い詰められている私を見かねて、めちゃくちゃ美味しいお昼ご飯を用意してくれていた。この世の最強は五条悟か山田勝己(ミスターサスケ)のどっちかだと思ってたけど、いや、わいの彼氏かもしれん。

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めちゃくちゃ美味しかったし達筆なとこもすこ、こんなの軽率に二億万点あげてしまう

限界社畜生活も残すところあと4日、めちゃくちゃしんどいけど周りの人達のおかげでなんとか完走できそう。明日は「残業代で私犬買おうかな、この金額なら命買えるよ、いのち」と言っていた死んだ顔のおばさんとペアだから頑張れそう。次の休みこそ早く起きて、家の掃除してお花とか買って夜ご飯にキッシュ作る(絶対しない)