小籠包が美味すぎたので取り急ぎメモ


何事も初めての経験はわくわくするものだけど、それが大人になってからだと尚更だと思う。

修学旅行で初めてディズニーのゲートをくぐったときの高揚感より、大人になってから仕事で一人で行った横浜の街並みのほうが感動したし、なんとなく憧れだった初めてのビールより、23歳くらいの頃にちょっといい居酒屋で初めて飲んだ日本酒の味の方が覚えている。

そして今日またひとつ、記念すべき初めての経験。ついにきた!念願の爆混み鼎泰豊!あんだけの人数が並んで待って、ここにいる大半の人間が頭の中小籠包のことで一杯なのかと思うとまじで平和すぎるな

天からの恵み物

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あまりにも美味しすぎて、小籠包への気持ちが高まりすぎて今ブログを書いている。

小籠包を食べること自体はあったけど、お店で出来立てを食べるのは初めてだった。私は「大丸に売っている惣菜がこの世で1番美味い」と思っているので、大丸で買った小籠包が優勝してると思っていたけど全然違った。鼎泰豊、紛れもなく優勝。圧倒的優勝。なんならテーブルに置いてるのが水じゃなくてジャスミン茶な時点で優勝。私があと1年会社勤めを続けてたとしたら、仕事で嫌なことがあったときにすぐ汁をすすれるよう、カバンのポケットにリップの代わりに小籠包いれてただろうなと思う。

小籠包って「アツッ🥵火傷した〜🥵」ていうイベントをこなすためだけのツールだと思ってたし、どうせただの皮と具だろと思ってたけど、いやただの皮と具ではあるんだけど、めちゃくちゃ美味しかった。白米と肉のコンビがこの世の飯ヒエラルキーの頂点だけど、小籠包はなんかこう、娯楽品というか、「うわっ、私の人生豊かだな〜!」って思えるというか、もう少し私の頭が弱かったらpixivで「小籠包」の二次創作を検索してただろうなってくらい美味しかった。こんなに熱く語る奴いる?

あまりの美味しさに奇跡の二日連続投稿。これからも放置しそうになったら迷わず小籠包を食べようと思う。そういやここまで書いて思い出したけど、高校の修学旅行のときに行った横浜中華街の店、学校側がケチりすぎた結果全然美味しくなくて集団食中毒かってくらい全員残してたけど、そこでも小籠包あったな。やっぱりある程度の対価を支払わないとダメなのかもしれない。

これからも美味しいものたくさん食べたいから一生懸命働くぞ〜〜



小籠包とシュウマイの違いわかったのってわりと最近



私はめちゃくちゃ忘れやすい。

学生時代から怖い先生の授業に限って教科書忘れてたし、調理実習のプリントを永遠に見せなくて前日の夜にお母さんとケンカしながらきゅうり買いに行ったし、社会人になってからもダブルブッキングの常習犯で謝罪スキルだけが上達してしまった。

「あの時こうだったよね」って言われても正直思い出せないことのほうが多いけど、それでも絶対忘れないんだろうな、と思うことがいくつかある。
小学生のとき、先生に怒られてたら好きな男の子と目が合って人生で初めて恥ずかしいって思ったこと、公園で猫を拾って家に連れてった時のドキドキと不安、全てが最高だった高校3年間、一人暮らしを始めた日の落ち着かない気持ちと床の冷たさ、大好きだった澄川の銭湯、めちゃくちゃ美味しかったカニの味、まーちゃんの卒アル、あとはいまの会社に受かったときのこと。

高校受験は推薦だった。中1のころの貯金があるからこの高校なら推薦なんとかいけそうです、と先生が親に見せていた成績の推移のグラフは絵に描いたような右肩下がりだったけど、推薦だし勝ち確受験だった。
だからこそ、初めて本気で頑張った、無理だと思った就職試験に受かったときのことは、本当に鮮明に覚えている。ホームページを開いて、高校の女子トイレで薄目で受験番号を確認したあの瞬間。教室に戻って報告して、友達と一緒にお祭り騒ぎしたときのこと。あの震えとか、興奮とか、努力が実った嬉しさは、これからも一生忘れないだろうなと思う。

そこから8年経って、仕事を辞める。
初めの頃、何回か「もう辞めようかな」と思ったことがある。採用当時の教育係にしこたま怒られてトイレで泣いたとき、お局に一生懸命作った資料を破かれたとき、窓口で客に怒鳴られて免許証を投げつけられたとき。でも毎回、「あんなに頑張って受かったんだから」と思って続けてきた。そしたら気づけばすっかり環境に慣れて、良くも悪くもしっかりと図太く成長して、今の部署に異動した頃には辞めようと思うこともなくなった。

26歳の今、やりたいことができた。ずっと考えてはいたけど、「今しかないかも」と思った。いざ、辞めようかなと何年かぶりに考えたとき、「あんなに頑張って受かったんだからもったいない」とはもう思わなかった。めちゃくちゃ頑張ってたのは事実だけど、あの頃の自分のために仕事してるわけではないよな、と。むしろ慣れきってしまったからこそ、あの頃みたいにまた頑張りたい、と思った。

不安もワクワクも緊張も期待も、8年社会人続けてもこれからまた一から味わえるのかと思うと、高卒で早くから働き出して良かったのかも、と思える。これは持論だけど(五條悟)、何歳になってもサンボマスターで心が奮い立つような、良い意味で単純で簡単な人でありたいな、とも思う。ここまで熱く書いたけど、結局何が言いたいかというと、やっぱりサンボマスターいいよねって話。

さすがに8年もあれば思い出も振り返りたいけど、それはまた後日ゆっくり書こうと思う、頭の中は明日食べる小籠包のことでいっぱいなので!


26歳女〜〜って感じの日常、いい


2週間の限界社畜生活が終わり、4年間過ごしたいつもの職場に戻ってきた。あまり良い客層を相手にしていないことは百も承知だったが、2週間離れてみて改めて気づく。やっぱりこいつら、格が違うな〜〜と(悪い意味で)。
驚異の朝8時-朝2時のシフトから解き放たれ、これぞ公務員、と言わんばかりの念願の5時退社である。めちゃくちゃありがたいはずなのに、戻って早々、なぜかめちゃくちゃに体調を崩した。家に帰っても、「まだ22時だよ、こんな時間に寝ないよね?今まではここからあと4時間働いてたんだよ、、」と謎の社畜メンヘラが私に語りかけてきて、全然休まらなかった。そんな状態でやりたいことも思い浮かばないし無気力だったけど、あったかい部屋で800匹くらいの猫に囲まれながらふっといカニ食べたいな〜とは思ってた。だから多分大丈夫なんだと思う。

社畜生活終了後、久々に友達と会った。何をするわけでもなく、もう何百回とした話をして笑った。私が小学校一緒で、友達が中学校一緒の「野村くん」という男の子がいる。私の中の「野村くん」は小学校の卒業式までぽっちゃりしていたイメージしかないのだが、友達の中の「野村くん」は中学校の入学式で会ったときからガリガリだったという。私達はこの野村くんが1か月で別人になったという不可思議で本当にどうでもいい話を、酒片手に何度もしている。あとは高2の修学旅行で私が友達の髪を巻いたらエースを狙えのお蝶夫人みたいになって笑い死んだ話とか、卒アルでゲロ吐く寸前の顔載せられた同級生の話とか、まじでお互い毎回記憶消されてんのかな、と思うくらい同じ話しかしない。それでいいし、この会を死ぬまでにあと3万回やりたいなと思ってる。

そんな友達が、「私は本当の愛を見つけた、ディズニープリンセスなんだよね。」と真剣な顔で言っていた。
この人は根っからのビッチ女(もうWANIMAの曲でしか聞かん言葉)だったので大人になって心底安心した。正直「私は本当の愛を見つけたんだよね。」でよくないか、と思ったけど、ものすごい饒舌にディズニープリンセス、って言ってて普通におもしろかった。高校の時に彼氏がくれたペラペラの木の模型みたいなやつをうちらが触ろうとしただけでキレ散らかしていたあの頃を思うと、まじで本当の愛を見つけたディズニープリンセスなんだな、と嬉しくなった。記念日の友達の机に塩詰めたり、小麦粉かけあって制服真っ白のまま避難訓練に挑んだり、学校で納豆ぶつけて騒いでたうちらが、26になって結婚がどうとか子供がどうとか話してんのまじでなんともいえない気持ちになるし、学校で納豆ぶつけて騒いでたのほんと今考えても謎だな、


地獄勤務中、10代の頃から知っている後輩と職場で会った。出会った時18歳だったその子は23歳になっていて、ゴリゴリの喫煙者になっていた。ちょっとだけ時の流れに寂しくなりつつ、入社当時の面影が一切無くなった彼女は、「まじで人生むずいっすね」と言っていた。3年先にいる26歳の私から、盛大な「それな」を送った。
歳を重ねるごとに選択肢がどんどん減るかと思いきや増えて、仕事も私生活も、「まじで人生むずいやんけ〜〜」と思うことばっかりだし、仕事とか結婚とか子供とか貯金とか、考えなきゃいけないことが沢山ありすぎて、この状況でもし確定申告とかやらないといけなかったらまじで死んでたと思う。

最近そういうおっきなことばっかりに気が取られて勝手に不安になってたけど、彼氏と温泉行って夏は軽率にいちご狩りしたり、友達とハイボール飲みながら餃子食べて朝まで話したり、あとは行きつけの大衆居酒屋とかあればいいな、時々はスンドゥブとかカオマンガイとかよくわからん女の食べ物も食べたいし、可愛い食器たくさん集めたいし夏は白いワンピース買って遠出したいし、絶対いつかふくよかなおっきい猫飼うんだ〜〜とか、身近な幸せを考えたらこれからの人生も楽しいことばっかりだな、と思った。
いつまでも「ノリと勢いと愛嬌」だけじゃやってけないかもしれないけど、頑張りすぎるのは性に合ってないので「ノリと勢いと愛嬌、ちょっとの努力」でこれからも無理せず楽しく生きてくぞ、という話。

なんてったってうちらは、本当の愛を見つけたディズニープリンセスだからね(最強)


限界社畜の貴重な休日(盛大のろけ編)

まだまだ絶賛社畜生活中なので、今日も今日とてなんの驚きもなく当たり前のように朝帰りし、ただ睡眠時間に充てるだけの休みを過ごした。平日休みの恩恵を少しでも受けるため意地でもヒルナンデスは見たけど、それ以外は何もしてない。ずっと横になりながら天井を見て、そういやデカビタの2リットルって見たことないよな、、などと考え事をしていた。

社畜生活をしてみて、気づいたことが沢山ある。この前書いたエナジードリンク×おばさんのコンボを見てしまったときの胸のザワザワ感とか、大雪の日にコンビニから帰ってきた同僚の頭に無数の白い塊がついていて、冷静に考えて雪に決まってるのに、「え、こいつ、忙しすぎてずっと風呂入ってないから結晶みたいなデカいフケめっちゃついてるやんけ、、」と真っ先に疑ってしまったこととか、職場の自販がモンスターだけ毎日売り切れてることとか、色々貴重な体験をすることができた。

その中でも、多分これ一生知らなかっただろうな、と思うことが、今はもう我々のスローガンと化した「0時なら2時」という名言である。みんな家に早く帰りたいし1秒でも早く寝たいのは当たり前だ。ただ、私達は気づいてしまった。0時終わりだと家に帰ってちょっと寝れるけど、蓄積疲労がエグすぎるため、一度寝てしまったら最後、遅刻確定演出という恐怖から本気寝することが出来ず、病みきった平井堅みたいな感じで椅子に座りながらウトウトするしか道は無いのだ。逆に、2時終わりならもう人間は寝ることを諦めるので、家でゆっくり風呂に入り洗濯をして(近所迷惑)人間の形のまま次の日出勤することが出来る、というバグに気付いてしまった。ただし、一睡も出来てないのでどのみち翌日は死んでいる。そこから、我々は0時をすぎてこれ今日帰れないやつだな、、と悟ると、「大丈夫、0時より2時だから」と端的な言葉でそれぞれを励ますようになった。この一言で救われる。そうだ、0時より2時だ。昔の職場で繁忙期だった時、連日22時終わりで「社畜だ!労基に訴える😡」とか騒いでいた自分に言いたい。0時より2時だけど、2時より絶対22時だよと。これは間違いないよと。私達はもうなんか多分、大事な神経が7本くらい死んでいる。

今は看護師さんと一緒に働いてるんだが、私があまりにも限界疲労すぎて真っ直ぐ歩けていなかったらしく、廊下に導線用のテープを貼ったら?と真剣な顔で提案してくれた。多分この問題は、廊下にテープを貼らずとも家に早く帰らせてくれれば解決すると思うけど、言えなかった。あと顎に打撲痕みたいな色のニキビが出来たので見せたら、「あ〜これは多分ストレスが原因だね」と診断してくれた。プロの看護師さんにタダで診察してもらえてありがたいが、それだけは素人でもわかる、と思った。けどこれも言えなかった。

ただ、嫌なことばかりではなくて、良いこともあった。まず、職場の人と朝8時から朝3時まで一緒にいるから(おかしい)、まだ1週間だけどもう2年以上一緒に働いたよな?と思うくらい気兼ねない関係になることができた。あと、基本的に大体おじさんしかいないので若い子キャラという貴重な扱いを5年ぶりくらいに受けることができている。これは本当に精神の安定に直結していて、多分今の私なら職場で「星型のピノが出るまでわたし働きませんから🥺」って言って永遠に机でピノ食ってても許されると思う。朝の3時まで帰れてないけども。

あと、ここからスーパー確変タイム(盛大なのろけ)に入るけど、まじで追い詰められている私を見かねて、めちゃくちゃ美味しいお昼ご飯を用意してくれていた。この世の最強は五条悟か山田勝己(ミスターサスケ)のどっちかだと思ってたけど、いや、わいの彼氏かもしれん。

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めちゃくちゃ美味しかったし達筆なとこもすこ、こんなの軽率に二億万点あげてしまう

限界社畜生活も残すところあと4日、めちゃくちゃしんどいけど周りの人達のおかげでなんとか完走できそう。明日は「残業代で私犬買おうかな、この金額なら命買えるよ、いのち」と言っていた死んだ顔のおばさんとペアだから頑張れそう。次の休みこそ早く起きて、家の掃除してお花とか買って夜ご飯にキッシュ作る(絶対しない)


依然として社畜


2週間限定、人生初のブラック企業体験もやっと折り返し地点まで来た。帰りは毎日同じタクシー会社に連絡してるので、ついに「いつものところでいいですか?」と先手を打たれるようになってしまった。誰しもが憧れる、常連客の「いつもの」をこんなところで達成してしまうなんて。

かつて、こんなに長い1週間があったろうか。学生の時と比べたら時間過ぎるのが本当に早くなったのにおかしい、と思って色々考えたら、なんかもう体感で今週長いわ〜とかじゃなくて、実際にもう2週間分の勤務時間を余裕で達成しているからだと知った。そりゃあ長いに決まってる。

1週間前は名前も知らなかった初対面の同僚達が、あまりにも長い時間と苦難を共にしているからか、この数日で誕生日にこの人達から寄せ書きとかもらったらめちゃくちゃ嬉しいだろうな、と思うくらいの位置づけになっている。死んだ顔をしたおじさんが死んだ顔をした男の子に、「家にいるパグより長い時間一緒にいるからさ、〇〇さんのことパグに見えてきた」と言っていた。朝8時〜朝4時という目に見えない闇シフトを組まれて働くおじさんには、成人男性が紛れもなく家のパグに見えてるのだ。あとちょっと普通にパグに似てた。あと、おばさんが電話と電話の合間にモンスター(白)を麦茶みたいなスピードで飲み干す姿を見ると胸が苦しくなる、ということをこの職場に来て知った。最近は夜中2時過ぎから、ペアになって5分ごとに仮眠しようというシステムが生まれた。5分以上経っても動かないようであれば声をかけるという、斬新かつ画期的かつ、冬の雪山的なシステムだ。お察しのとおり、全員がもう限界なのである。

今日は1日休みだった。朝4時に家に着き、着替えて顔洗って歯磨きしてベッドに行くなんていう気力は微塵もなく、家に着いた瞬間、ストーブの前でフランダースの犬みたいな体勢で爆睡した。目が覚めたら13時、ポケモンの実況を見てたらいつのまにか寝ていて、職場にミズゴロウが現れて係長がすごく丁重に仕事をお願いする夢を見た。猫の手も借りたいということわざがあるが、私達はいまミズゴロウでさえ働かせようとしている。

最近は残業代が入ったら何に使うかという話ばかりしている。めちゃくちゃ真面目そうな人が、「すごいでっっかくグッチって書いてる、誰が見てもガチガチのグッチの高くて下品な財布買います」って言っててすごく良かった。我々はいま、たった2週間の残業代を使ってグッチの財布を買おうとしている。なぜなら、余裕で買えるからだ。すごいでっっかくグッチって書いてる、誰が見てもガチガチのグッチの高い財布を、月のお給料にも、貯金にもノーダメージのまま実質タダで買えるけれど、その人は働きすぎているストレスで見たことない形の蕁麻疹が腕に出ていた。健康が第一なのだ、まじで。

私はグッチの財布までは買う勇気ないけれど、終わったらたくさん美味しいもの食べて、絶対温泉行って、普段買えないようなちょっと高い酒を飲むと心に決めている。あとはもっと楽しい内容のブログが書きたい。なんかもっとこう、20代OLっぽい、購入した化粧品がリピありかリピなしかとかそういう話したい。今のところ化粧品どころか、かろうじて眉毛を描く元気しかないしリップ塗る元気もないからパーソナルカラーがイエベ土(つち)になってるけど、あと残り1週間頑張ろうと思う。あと終わったら絶対に焼肉いく(とてもつよい気持ち)


【限界疲労】焼肉食べながらチワワの大群にもみくちゃにされたい


連日の残業。地下鉄の時間を気にする素振りをすると、そんなことを気にするなら仕事しろと言わんばかりにタクシーチケットを配られる。残業は美学なのか、深夜2時に帰った人に対して朝4時まで残った人間が「いいよな、家で寝れて」と謎マウントをとる世界。おかしい。

ホワイジャパーニズコウムイン。当たり前のように残業時間は0時を超え、私の頭の中にいる厚切りジェイソンが叫んでいる。私はたった2週間の応援業務だからまだ許せるけど(いや許せないけど)業務過多のため何日も家に帰れず、近くの朝市でセリやってるから朝5時半から気分転換に見に行こうかな、、と真面目な顔で言っていた係長のことを思うと、日本人は本当に働きすぎだと思った。なんかもっとこう、パイナップルジュースとか飲みながら、爆音で嵐のハピネスとかかけてクラT着て仕事できたらいいのに。ちなみにハピネスの対岸にいる係長はファミリーマートの名前が出てこず、サブウェイくらいの知名度の店を説明する感じで、あの、、ほら、近くにあるじゃん、青いローソンじゃないほうのコンビニ!と言っていた。ちなみにいうとファミリーマートは青いローソンじゃないほうのコンビニではないけれど、本当に疲れている人からすると、あれはもう青いローソンじゃないほうのコンビニなのだ。

そんな私も、夜中2時以降まで続く事務作業の中、初対面のおじさんに向かって子供の頃にどうしてもケーキ屋さんになりたかった話を熱弁していたらしい。全く覚えてないどころか、正直ケーキ屋さんを志したことは1秒も無かったので本当に怖かった。過度な労働というのは、子供の頃の記憶まで捏造してしまう。あと3日くらいしたら、「実は中学生の頃、道端で綾野剛に人工呼吸してもらったことある」とか言い出しそうで怖いな。

正直疲れ果てて本当に頭が回らないけれど、せっかくブログを作ったのでお休みの日には更新をしようと思う。それに2週間後には解放されてる。大丈夫、あっという間だ、ジャンプが2回出たら終わる。そう思ってまた明日から頑張ろうと思う。まじで働いてる人間えらいな、働いてる人間全員でタコパしたい(大学生)


【極寒初詣編】いつの世もおじさんは面白い


これからの1年を全力で神頼みするため、初詣に行ってきた。思い返せば、年始早々、お気に入りだったニットに実家の猫が場ゲロしたのも、2年ぶりに会ったお兄ちゃんが太りすぎてハンターハンターのミルキみたいな顎になっていたのも、今日に至るまで初詣に行っていなかったせいなんだと思う。もし私がタトゥーを彫るとしたら、人生のスローガンである【愛嬌第一】の次に【他力本願】と入れるだろうな、と思うくらい周りの力に頼って生きてきたので、今年も存分に神様に頼らせてもらいたい。そう思ってワロ雪(もうどうでもよくなって笑えてくるくらいの大雪)の中、今年も北海道神宮にやってきた。

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雪すご。もうそれしか出てこない。正直神様とかよりあったかい部屋に入って健康そうな柴犬とか撫でたい。

一目散に境内へ向かい、5円が無かったので110円を神様宛に投げ銭した。決して消費税込みとかじゃなくて、110(いいとし)にかけた。1104円を投げる財力は今年も無かった。妖怪肉削ぎ落としが枕元に現れて私の肉という肉をかっさらって行ってほしいとか、なんかもう普通に広瀬すずになりたいとか色々願いはあるけど、強欲そうな奴ってあんまり好かれないよな、と思ったので「健康でめちゃくちゃ良い一年になりますように」と流れ星制度で3回連呼した。あまりにも願いが凡の人間すぎるけど、それが一番だと思った。

私は神様とかあんまり信じてないけれど、前の職場で同じだったおじさんが「神様」だった。おじさんなりの冗談だったのかもしれないけど、「ほがらか真理教」という宗教を立ち上げた教祖様なんだと周りに名乗っていた。そのおじさんは17時15分が定時なのに、17時17分の地下鉄に乗って家に帰っていた。同僚は「きっと17時には職場を出てるんだ。17時過ぎに私達が見てるのはただのおじさんの残像だ。」と言っていた。身体的な理由なのか宗教的な理由なのかわからなかったけど、白米と肉と野菜が食べれないと言い出し、飲み会の幹事を毎回困らせていた。職場で赤からに行ったときにも例の如く何も手をつけず、私達が頼んだ辛さ3番のスープをつまみに酒を飲んでいた。たとえ外国がミサイルを撃っても、ほがらか真理教の信者を避けてミサイルは落ちるから信者になれば助かる、と大真面目な顔で語るおじさんに、「え〜信者にはなれないですけど、外国がミサイル撃ってもいいようにきょうは隣にいますね!隣にいたらミサイル落ちないですよね?」と流れるようにおじさんを上機嫌にさせていた同僚は、花形の部署に異動した。初詣とは全然関係ないけど。

ちなみにおみくじは末吉だったので、今年は他力本願せずに、自分の力で頑張るしかないと思った。健康でめちゃくちゃ楽しくて、エロ下着みたいなよくわからない構造の水着を着てプールに行けるような1年になりますように。